不動産コラム
未知へのお誘い
2023年9月15日(金曜日)
2月に書いた記事の続き(※)を書いていないことを思い出し筆を執りました、、、
※https://yell-integrated.com/71/
~~~
きっかけはセカンドハウスの購入でご縁があったお客様の
「こっちが気に入って住むことにしたので駐車場も探してもらえますか?」の声。
近くの駐車場らしきところからあたりはじめ、聞いてはダメ、聞いてはダメの繰り返し。
もっと簡単に見つかると思ったのに!
そこで一番近い荒れ地を駐車場にしてもらおうと声を掛けました。
【続きはまたの機会に】
~~~
最初はダメもとで、
『断られたら次はその隣り、その隣りを繰り返そう』くらいに思っていました。
ピーンポーン♪
「はーい」
「カクカクシカジカで駐車場を探していて、この竹林(所有者の前で「荒れ地」は失礼かと思い)の一部でいいので駐車場として貸していただけませんか?」と恐る恐る聞いてみる私。そうしたところ「一部を貸すのは、面倒ごとが増えるのでいやだなぁ。どうせならまとめて買ってくれない?」とのこと。
聞けば少し前に農地を管理していたお父様が亡くなられ、家族でどうしようか考えていたところ。偶然にもこの竹林は本当に荒らしていたところで、昔は知らないけれど家からも離れていたので何十年も耕作せず持て余していたそう。
『マジか!』
改めて荒れ地を見に行き、マジマジと見る。
ここで問題になるのは、駐車場にするまでにいくらかかるか?そもそもいるのか?です。
車を止めたいだけなら駐車場に整備してあるところを借りる方が楽なわけで。
そんなことを考えながらもお客様に「こんな状況でした」とご報告。
「買うぅ?んんん?」
「あ、まだ相続の手続き中でどっちみちすぐにはどうにもできませんけど」
「んん、いいかもしれませんよ。買いで。1台1万円として2台借りるとすると年間24万円、20年で480万。この家を買ったばかりですぐに手放すなんて考えてませんし、将来売るときに駐車場があった方が価値が上がるしだろうし、これも何かのご縁かも」
※ちょっと昔のやり取りなのでこんな感じだったかなぁ?と若干フィクション入ってます。
こうして売りたい気持ちと買いたい気持ちがふわっと生まれました。
あとは調整区域の農地なので、取り引き自体ができるのか、実務上の確認を役場に行って農業委員会担当の方にご相談。「耕作放棄地をこれからの子育て世代に有効活用してもらいたいんですよ!」と今までの経緯を説明し、意義を熱弁。まぁ結果そんなことは必要なかったのですが、おおよそ非農地証明の要件が満たされていそうだということと担当してくださったお二人がとても丁寧だったことで、何をしたらいいかがわかり、あとは上述2月10日の記事の通りです。
皆さんもいざ自分が探そうって時に無~い;;って経験ありますか?
そんな時考え方を変えれば、これは新しい出会いのチャンス!…かもf^ ^;
もちろん新しい出会いは楽しいことばかりではないかもしれません。
思いがけず傷つくことやがっかりすることもあるでしょう。
しかし何もしなければ困っている状況は(多分)変わらない。
だったら困っている状況を話のネタにどんどん未知の扉をノックしてみてはいかがでしょうか?
さてエール総合不動産は「こんな相談先がほしかった」を自分でつくりたいと思ってはじめました。物件を探すところから新生活をはじめた後も頑張るあなたを応援します!
まず下記バナーよりLINE登録してお気軽にお声がけくださ~い!