土地の歴史はそのまちの風土、色（カラー）を発見する手掛かり。
そのためまちの史跡に足を向けるのは、私のまち歩きの楽しみ方の一つです。

下小田中（しもこだなか）、最初は「しもおだなか」と間違えて読んでしまっていましたが、半日うろうろして、道行く人にまちの様子を教えてもらって、いいところがつかめてきました。

さて冒頭の「学びて時に之を習う」は安楽寺さんの門前に掲げられた案内板に書いてあった言葉。
昔、時習学校があったとか。読めばこの地に高い学習意欲と文化レベルがあったことが推し量れます。道行くおばちゃんにこのあたりの良いところとして「落ち着いている（悪い話は聞かない）」「町会が元気で子ども主体のお祭りも自慢」と教えてもらった後、この案内板を見て何となく合点がいきました。

少し前にお問い合わせをいただいたこの近くの物件、サイトに掲載され一日二日で早々に申し込みが入ってしまい。ご案内には至らなかったのですが、早く決まってしまったのは物件の魅力だけでなく地域としての魅力もあってのことでしょうね。

ちなみに物件はリテラス武蔵中原、3DK。
周辺の施設は、先に挙げた安楽寺の他、買い物に便利ないなげや、子育て世代にうれしい保育園が複数、駅は武蔵中原駅が近く、北に徒歩10分程度。駅に近づくほどマツキヨやコンビニ、飲食店などが増えていきます。
東に20分歩けば武蔵小杉駅。足の裏がホカホカするくらいの距離ですが、ムサコはもう何が無いのか探す方が大変なほどの充実ぶり。私の唯一の不満は東急とJRの乗り換えですw

このあたりを歩いて、平坦で歩きやすかったことと桜並木がきれいな川沿いが親水公園として整備されていて、若い人も年配の方も関係なく自然とひとが集まっていたことが印象に残っています。実際に暮らしているひとに「このあたりのいいところを教えてください」と聞いたところ「大きい公園はないけれど桜道や江川せせらぎ緑道が憩いの場になっている。お花を植えている方もいますよ」と教えてもらいました。

子育て事情については「引っ越してきたばかりで詳しくはわからないけれど、保育園がもっと欲しい」という人もいれば、「親が近くだから近くに借りた。保育園には入れないつもり」「うちは2人預けているけど、もう何年か経つから、今はどうかしら🤔」と聞く人によってまちまちでした。
ちなみにネットで検索すると相当な人数が待機児童となっているのでたくさんあるように見えたけどまだまだ足りてないのが現実のようですね。

【参考】待機児童数ランキング（中原区）：https://minnakosodate.net/waitchild-3/

この日は「江川せせらぎ緑道」まで足が延ばせなかったので、次回は物件情報と合わせてせせらぎも調査してきたいと思います。

たきもと

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